やんごを代表する居酒屋!「居酒屋 一村」

皆さんは一人でふらっと行ける居酒屋や飲み屋とかはありますか?
他の目を気にせず、自分のペースでゆっくり飲み食いして店のマスターやママさんとゆっくり会話する。
そんな時間が自分にはとても大切に思います。
今回は屋仁川(やにがわ、島口ではやんご)の郷土料理屋「居酒屋 一村(いっそん)」を紹介します。

一村ってどんなところ?

名瀬の繁華街である屋仁川通りを奥に進んだところにあります。
店名の由来は昭和時代に奄美に魅了され、奄美で絵を書き続けていた画家である田中一村さんから取られています。

かつては高田渡さんや加川良さんなどの日本を代表するフォークシンガーの方々が奄美でライヴをやる際には必ず訪れていた店で、店内には多数のサインや本人からの手紙等あります。ある意味フォークソングの聖地的なところですね。

客層は島内の常連客もいますが、ここ最近は観光客の方々が多い印象です。話を伺うと居心地が良すぎてすっかり一村にハマり、滞在中に何日か続けて通ってるという方も。
家族連れの方もちょこちょこ見ますが、お子様連れは20時までとなってますので、早めのご来店がよいかと思います。

メニュー

名瀬の郷土料理屋はコースの店が多いですが、ここは単品での注文がメインです(おまかせコースもあります)。


マスターはかつて日本料理屋で修行していたとのことで、お通しから何でも美味いのはいつもポイント高いです。

自分がほぼ毎回注文するのが串焼き。味も間違いないのですが、これで500円は正直安すぎます。


その他には赤ウルメ(沖縄ではグルクンです)の一夜干し、刺身盛り合わせ、島らっきょう、トビンニャ(マガキガイ、沖縄だとティラジャーです)、アオサの天ぷらなどを頼むことが多いです。
これらを内地ではあまり飲めない龍宮や長雲という黒糖焼酎の甕仕込みをロック(冬場はお湯割り)でいただくのが極上です。

最近の一押しはスルメイカ焼き。

島でもなかなか食べられないアバス(ハリセンボン)の唐揚げも美味!
(鶏の唐揚げよりさっぱりしてますが骨があるので注意)

冬季限定のフル(葉ニンニク)三枚肉炒めも黒板にあったら頼みたいメニュー。

そして、一村の看板メニューといえば「うなぎのサネン蒸し」ですね。
鰻の蒲焼きを刻んで入れたご飯をサネン(月桃)の葉で包み蒸し上げた香り高い一品です。これで500円はありえませんw

他にも紹介しきれなかった品も多々ありますので、何度か通って自分なりのセットメニューを作成するのも楽しいかもしれません。
ちなみに自分はだいたい定休日の前日の火曜日に行くことが多いため、店のマスターやママさんからは「火曜日の男」と呼ばれていますw
皆様も火曜日に是非!

店舗情報

店名:居酒屋 一村
住所:鹿児島県奄美市名瀬柳町12-3
電話:0997-53-8333
営業時間:17:00 – 23:00
定休日:水曜
駐車場:なし(近くのコインパーキング等を利用)

まとめ

地元の方のみならず観光客の方々もハマって何度も訪れてしまうという郷土料理店。
日本料理屋で修行していたマスターの作る料理とママさんの接客にはいつも楽しくほっとするような感じがあります。
奄美に来たら一度は訪れて欲しい店です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA